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日本写真学会「画像保存セミナー」に参加

日本写真学会「画像保存セミナー」に参加

ルアンパバーン国立博物館の写真整理は今度帰国(ラオスへ)したら、いよいよ大詰めのアルバムの解体、引きはがし、分類作業へと移ることにしている。特に1900年初期のぼろぼろに近い古いアルバムは、写真をそのママにしておけないほど台紙が劣化してぽろぽろこなれてしまうものさえある。

この辺の技術的な指導を東京都写真美術館のホームページによって、あらあら模索していたのではるが直接保存科学の担当者に聞いてみることにしていた。もともとこの美術館とはお付き合いがあったのだが、担当の山口孝子氏とは面識がなかった。

訪問した11月1日は日本写真学会の「画像保存セミナー」が開催中で勧められて聞いていくことに。ついでに入会して一日滞在も延期して二日間の10プログラムのうち9つの講演を聞くことができた。この会は各所の写真関連の開発会社からカメラマン、美術館・博物館関係者、大学のメディア研修者など多彩な職種の方々が参加されていた。
DSCN0280.jpg



しかも山口さんはこのセミナーの実行委員長、一番多忙な方を訪ねてしまったのだ。でも聞きたい事の多くがそれぞれの専門家の講演の中にあったのでまとめて聞くことができた。

初日
デジタルデータの恒久保存
・文化財写真デジタル化の現状と保存問題
・コンピュータ用テープによるデジタルデータの長期保存
2日目
・光デスクアーカイブについて
・図書館等の資料救済活動について
東日本大震災―被災写真の救出と処置
・被災を受けた歴史写真の修復について
DSCN0281.jpg
岩手県のある村立図書館の実態

おおむねこういう感じで初日にデジタル、二日目に震災関連の写真保存についてのさまざまな講演が専門家によって行われた。講師は大学教授、文化財研究所員、会社の開発者、国会図書館課長、修復の専門家などだった。これだけの講演をまとめて聞けるだけでここに来たかいがあったというものだ。

最初に書いたように私のテーマは紙本・写真修復の白岩洋子さんだったが、実は美術館勤務時代イギリスから時々見えていた旧知の画商さんだったのではなしが早い。今後わからないことはメールでも教えてくれるという事になった。

概要と感想・デジタルデータの長期保存についてはどこの国も開発途上で、磁気テープ、光ディスク、銀塩フィルムに焼き付けるなど各種方法、試行が発表された。
・数年ごとに革新的な方法が開発され、決定的なアーカイブ方式はまだ決まっていない。
・たとえば千年後に発掘されても読み解くハードがなければ再現できない。
・時々に進化する最善の手法にソフト、ハードとも移し替えていくしかないらしい。身近なところではフロッピーディスクですらもう姿を消している。
・これだけのビッグデータを保存ともなう労力と経費は誰が負担するのか。
・震災写真の復元については詳細に報告があり、理解することができた。
・膨大な震災写真をこんなに丁寧に修復することに意味があるのかな。持ち主のわからない写真もあるということ。それがたとえ所有者からの依頼でも家族の為だけにすぎないが・・トリアージュ的判断が必要だ。
・ここでも効果と経費の問題が避けて通れない。

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