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森林減少抑制プロジェクトを視察

森林減少抑制プロジェクトを視察

「皆さんは日本の森林率を知っていますか、それでラオスは?」冒頭こんな問いかけから始まった。正式には「ラオス森林減少抑制のための参加型土地・森林管理プロジェクト」というのだそうだが、ここルアンパバーン県では3か所でJICAの専門家による事業が進行中である。さて、文教大学の林教授のゼミ一行10名が見学に来るというので、押しかけで参加させていただいた。最初事務所で約1時間のレクチャ-があり、冒頭の設問となる。ルアンパバーンに来て以来、公私ともにお世話になっている担当の坂巻さんの説明によるとこうだ。

日本の森林率は70%、ラオスは1993年57%だったものが2006年には44%にまで減少しているという。信じられないというのが実感だ。逆ではないの。13年で13%も減っているなんて。なんで?「最大の原因は焼き畑の拡大です。人口の増加により、市場が拡大し、焼き畑のサイクルが早くなり地力が回復しないまま新しい森を切り開くという悪循環になっています。」

急務となった森林減少を食い止めるため、ラオス政府の要請に日本政府が援助してこうしたプロジェクトを立ち上げ、典型的な県内3か所の異なった地域で村人自身の手で焼き畑を抑制し、森林保全を行い、かつ生活の糧を得られる作戦が進行中というわけだ。5年計画の2年目という事で見学者も多いらしい。

我々は市内から40分ほどのシェングンのホワイユット村に車に分乗して出発した。サイニャブリへ行く途中の道で、市内に近いだけ恵まれた村で道路沿いに集落が密集している。96世帯人口447人、ラオ族とカム族の村だ。プロジェクトではこうした村が5-10程度集まった村落クラスター(と呼ぶそうだが)を相手に事業展開をしているとのことだった。

2011_0912_131314-DSCF4153.jpg

村の集会場では珍しい女性村長さんと三役が集まってくれており、村の地図を広げて立ち入り禁止の保護林、利用できる農地の管理計画など話して頂いた。途中雨になり歩いての見学が出来そうもないので雨漏りを避けながら室内で約2時間もの質疑応答になった。

今の学生は真面目でみんなテーマをもって、さまざまな質問を投げかけ、村人も親切に対応してくれた。なかなかの専門用語の多いこうした質疑をスムーズに進められたのはビエンチャンから同行しているラオ人通訳に負うところが大きい。

行くだけで4,5時間かかり、ラオ語も通じない、識字率も低く面積も広い北部山岳地域で展開している活動は困難を極めているという話だが、そちらこそもっと急いで利用計画がなされないと森林減少が止まらなという。

私たった3か所の対象地域で広いラオス全体にどうやって普及させていくかという事を疑問に持ったが、まず実験的にこの地域で結果をだし、その後政府主導で住民参加の道筋を付けていくという事になるようだ。


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